Webカメラの設定を
Macで.
macOSには、USB Webカメラの露出、ホワイトバランス、フォーカスを調整する項目がありません。Webcam Worksは、カメラが報告するコントロールを表示し、ライブプレビューを見ながらカメラ本体の設定を変更します。設定した内容はカメラとともに、Zoom、Meet、Teamsをはじめ、ほかのすべてのアプリに引き継がれます。
主な機能。
画像
明るさ、コントラスト、彩度、シャープネスを、それぞれパーセント表示で調整できます。明るさとコントラストには「自動」があり、カメラ自身のデフォルト値に戻せます。
露出
露出を何に任せるかを選びます。手動なら「オフ」、カメラ自身の測光なら「カメラAE」、または「スマートAE」です。手動では「露光時間」と「ゲイン」を自分で設定します。「カメラAE」では、「フレームレート優先」で、フレームレートを保つか、長めの露光を許すかを選べます。
スマート自動露出
スマートAEは画面の中央を測光し、露光時間とゲインを少しずつ調整するので、明るさが脈打たず、映像が安定します。「露出レベル」スライダーで、目標とする明るさを決めます。ソフトウェアから露光時間とゲインを設定できるカメラでのみ表示され、Webcam Worksがカメラの映像を受け取っている間に調整を行います。
ホワイトバランス
色温度をケルビン単位で固定するか、「自動」のままにしてカメラに部屋の光を判断させます。固定しておけば、光が変わっても映像がオレンジや青に寄っていきません。
逆光補正とHDR
逆光補正は、明るい窓を背にして暗くなった顔を持ち上げます。HDRは、対応するLogitech Brio、Razer Kiyo Pro、Dell UltraSharp WB7022、AnkerWork C310のモデルで使えます。光が均一な場所では、映像が甘くなることがあるのでオフにしてください。
フリッカー低減
カメラを電源周波数(米国は60 Hz、ヨーロッパの大部分は50 Hz)に合わせると、LEDや蛍光灯の下で流れる縞模様はたいてい消えます。選択肢には、カメラが受け付ける値だけが表示されます。
フォーカス
手動フォーカスのスライダーと「自動」があります。通話ではオートフォーカスをオンのままに。決まった位置から録画していて、手を動かすたびにピントが迷うときはオフにします。
フレーミング
ズームに加え、カメラが対応していればパンとチルトも使えます。デジタルで切り抜くカメラでは、ズームインするとパンとチルトが表示されます。対応するBrio、Razer、Dell、AnkerWorkのモデルでは、視野角のプリセットも使えます。
フォーマット
解像度とフレームレートを、カメラが報告する一覧から選びます。一覧にない組み合わせは、そのカメラでは使えません。通話なら、15 fpsの4Kより30 fpsの1080pのほうが向いています。
使い方。
- 01カメラを選ぶWebcam Worksを開き、USB Webカメラを選びます。カメラが報告するコントロールを読み取り、それだけを表示するので、項目がなければ、そのカメラにその設定はないということです。
- 02まず露出を合わせるできれば、自分の前に光を置きます。そのうえで「露出」の「自動露出」を「オフ」にし、「ゲイン」より先に「露光時間」を上げます。または「スマートAE」を選んで「露出レベル」を設定します。
- 03次に色とディテール「ホワイトバランス」を設定し、「画像」で「彩度」と「シャープネス」を調整します。多くのカメラはシャープネスが強すぎるため、50%より下のほうがたいてい自然に見えます。「フリッカー低減」は電源周波数に合わせます。
- 04保存する「プリセット」で「現在の設定から作成」をクリックします。カメラが再接続されるたびに、Webcam Worksが適用中のプリセットを再適用します。
活用シーン。
ビデオ通話
暗い映像やオレンジがかった映像を一度直せば、Zoom、Meet、Teams、FaceTimeにそのまま反映されます。USB Webカメラでは変更がカメラ本体に保存されるので、別のカメラを選び直す必要はありません。
逆光のデスク
背後に窓があると、カメラは空の明るさに露出を合わせてしまいます。逆光補正、カメラにあればHDR、またはスマートAEで、影に沈んだ顔を取り戻せます。
録画と配信
露出、ホワイトバランス、フォーカスを固定すれば、テイクの合間や配信の途中で映像が変わりません。設定を固定しておくと、別の日に撮った映像ともそろいます。
よくある質問。
01macOSにWebカメラの設定はありますか?
カメラ本体の設定はありません。「システム設定」ではカメラを使えるアプリを管理でき、メニューバーのビデオメニューでは、対応するカメラでポートレートやスタジオ照明などのビデオエフェクトを使えます。しかし、USB Webカメラの露出、ホワイトバランス、フォーカスを設定する場所は標準では用意されていません。Webcam Worksがその場所を加えます。
02MacでWebカメラの設定を変更するには?
Mac App StoreからWebcam Worksをインストールして開き、USB Webカメラを選びます。ライブプレビューを見ながら、「画像」「露出」「フォーカス」「フレーミング」「フォーマット」の各カードを調整します。変更はカメラ本体に対して行われるため、ZoomやMeetなどのアプリにも反映されます。ほかのアプリがカメラを使っている間もコントロールは動作するので、通話中でも調整できます。
03MacでWebカメラが暗いのはなぜですか?
多くの場合、背後の窓やランプが画面内でいちばん明るいため、カメラがそこに露出を合わせています。あるいは部屋が暗く、カメラがゲインを上げているため、ざらつきも一緒に出ています。まずは自分の前に光を足してください。そのうえで「ゲイン」より先に「露光時間」を上げる、「逆光補正」を試す、または「スマートAE」をオンにして明るさを一定に保ちます。
04MacでWebカメラのホワイトバランスを固定するには?
Webcam Worksで「露出」を開き、「ホワイトバランス」の横にある「自動」をオフにして、肌の色が自然に見えるまでスライダーをドラッグします。値はケルビン単位で、変更するまで保持されます。抜き差しや再起動でカメラがリセットされても、Webcam Worksはカメラを再び認識したときに最後の設定を戻します。
05MacでLogitechのWebカメラの設定を変更するには?
Webcam Worksは、Brio、C920、C922など、UVC規格に準拠したLogitechのWebカメラで動作します。露出、ホワイトバランス、フォーカス、ズームなど、カメラが報告する項目を操作できます。対応するBrioモデルでは視野角も、初代Brio、Brio 4K Stream Edition、Brio 505ではHDRも使えます。
06MacBookの内蔵カメラの設定は変更できますか?
一部だけです。内蔵カメラとiPhoneの連係カメラでは、明るさ、露出、ホワイトバランスをmacOSが管理しており、アプリからは変更できません。Webcam Worksでは、解像度、フレームレート、そしてカメラが対応していればセンターフレームを操作できます。これらのカメラで色や明るさを変えるには、ソフトウェアで映像を調整するWebcam Worksの仮想カメラを使います。
07Webcam Worksは開いたままにしておく必要がありますか?
ほとんどの設定では必要ありません。USB Webカメラでは設定がカメラ本体に保存されるため、アプリを終了しても保持されます。スマートAEとスケジュールによるプリセットは、アプリが処理を行うため、Webcam Worksの実行が必要です。スマートAEにはカメラの映像も必要で、Webcam Worksのプレビューを表示しているとき、アプリが「Webcam Works Camera」を使っているとき、録画中に調整を行い、それ以外のときは最後の設定を保ちます。Macと一緒に起動するには、「Webcam Works」メニューで「ログイン時に開く」をオンにします。