MacでLogitechのWebカメラ設定を変更する方法
Logitechの現行のMacアプリ(Logi Tune、Logi Options+、G HUB)か、Webcam WorksのようなUVC制御アプリを使います。macOSにはUSB Webカメラの映像に関する設定がなく、Logitechは旧来のCamera Settingsアプリのサポートを終了しており、Logitech Captureが対応する最新のシステムはIntel搭載MacのmacOS 11です。Webcam Worksでは、露出、フォーカス、ホワイトバランスなど、LogitechのWebカメラが報告する標準コントロールに加え、対応するBrioモデルでは視野角とHDRも変更できます。
01わかりにくい理由
LogitechのWebカメラ(日本ではロジクールのブランドで販売)は、Macに接続するだけで使えます。しかし、見た目を変えるとなると話は別です。「システム設定」には、USB Webカメラの露出、フォーカス、ホワイトバランスの項目がありません。メニューバーのビデオメニューにあるポートレートやスタジオ照明などのビデオエフェクトも、カメラ本体の設定は変えません。
Logitechはこれまでに複数のMacアプリを出しており、古いフォーラムの投稿や動画では、すでに置き換えられたアプリがいまも紹介されています。現在どのアプリが合うかは、モデルによって異なります。
02Logitechのアプリでできること
2026年9月時点で、Logitech自身のページに記載されている内容は次のとおりです:
- Logi Tuneは、WindowsとmacOS向けの無料アプリで、macOS 13以降が必要です。対応Webカメラには、Brio、Brio 500、501、505、MX Brio、C920、C922、StreamCamなどがあります。明るさ、コントラスト、ズーム、視野角などの設定に対応しています。
- Logi Options+は、Logitechのマウスとキーボード用のアプリで、BrioやMX Brioなどの対応Webカメラも扱えます。macOS 14以降が必要です。Logitechは、Webカメラのコントロールとして、視野角、ズーム、シャッタースピード、ISO、HDR、色温度、オートフォーカスなどを挙げています。
- G HUBは、Logitechのゲーミング機器用のアプリで、ゲームを配信する場合にLogitechが勧めているアプリです。対応Webカメラには、C920、C922、StreamCam、Brio、Brio 500、501、505などがあります。
- 旧来のアプリであるCamera Settingsは、サポートが終了しています。Logitechは代わりにLogi Tuneを案内しています。
- Logitech Captureの動作環境は、macOS 10.14、10.15、およびIntel搭載MacのmacOS 11です。新しいmacOSのバージョンやAppleシリコンは記載されていません。
これらのアプリがお使いのカメラに対応していて、必要なことができるなら、ほかに何もいらないかもしれません。複数のブランドのカメラを使う場合や、自動で切り替わるプリセットがほしい場合、同じアプリで仮想カメラも使いたい場合に、ほかの選択肢を探す人が多いようです。
03Webcam WorksでLogitechの設定を変更する
- インストールしてカメラを選ぶMac App StoreからWebcam Worksを入手します。macOS 15.6以降が必要で、14日間のトライアルにアカウントは不要です。アプリを開き、サイドバーの上部にある「カメラ」からLogitechのWebカメラを選びます。
- フォーマットを設定する「フォーマット」で解像度とフレームレートを選びます。一覧はカメラから取得したものです。対応するBrioでHDRを使いたい場合は、30 fps以下にします。
- 露出と色を設定する「露出」カードで、「自動露出」を「オフ」「カメラAE」「スマートAE」のいずれかにします。「自動露出」が「オフ」なら、「ゲイン」より先に「露光時間」を上げます。「ホワイトバランス」を設定するか「自動」のままにします。対応するBrioモデルでは、背後に明るい窓があるときにHDRをオンにします。
- 構図を決める「フレーミング」カードでは、対応するBrioモデルで「視野角」に90°、78°、65°が表示されます。切り替えると、プレビューが一瞬再起動します。細かな構図は「ズーム」と「位置」で調整します。
- フォーカスと画像を設定する「フォーカス」カードで、手を動かすたびにピントが迷う場合は「自動」をオフにします。「画像」カードで「明るさ」「コントラスト」「彩度」「シャープネス」を調整し、「フリッカー低減」を米国なら60 Hz、ヨーロッパの大部分なら50 Hzに設定します。
- プリセットを保存する「プリセット」で「現在の設定から作成」をクリックし、名前を付けます。これらはカメラ本体の設定なので、Zoom、Meet、Teams、FaceTimeでも、別のカメラを選ばずに反映されます。
04モデルごとに使えるコントロール
Webcam Worksは、カメラが報告するコントロールだけを表示します。ここで挙げるLogitechのWebカメラは標準的なUVCカメラなので、明るさ、コントラスト、彩度、シャープネス、ホワイトバランス、露出、ゲイン、フリッカー低減という通常の項目がそろっています。フォーカスとズームは、それらを備えたモデルで使えます。
- Brio(初代の4Kモデル)とBrio 4K Stream Edition:標準コントロールに加え、視野角とHDR。
- Brio 505:標準コントロールに加え、視野角とHDR。
- Brio 500、Brio 501、MX Brio:標準コントロールに加え、視野角。これらのモデルのHDRには対応していません。
- C920とC922:標準コントロール。HD Pro Webcam C920は映像の開始時に露出がリセットされることがあるため、Webcam Worksはカメラの映像を開始した直後に値を書き込み直します。
- そのほかのLogitech製USB Webカメラ:カメラが報告する標準コントロール。
HDRに対応するBrioモデルでは、カメラが逆光補正のコントロールをHDRに使っているため、「逆光補正」の代わりにHDRのスイッチが表示されます。HDRは30 fpsまで使えます。60 fpsではスイッチが使えなくなり、オンにしていた場合は、30 fps以下に戻したときにWebcam Worksが再びオンにします。
Webcam WorksはLogitechが開発したものではなく、Logitechとの提携関係もありません。RightSightの自動フレーミングやShow ModeなどLogitech独自の機能には対応しておらず、カメラのファームウェアの更新も行いません。これらには、Logitechのアプリを使ってください。
05ヒント
- 各設定は1か所で変更しましょう。LogitechのアプリとWebcam Worksはカメラの同じコントロールに書き込むため、最後に変更したほうが優先されます。
- 会議アプリより先にWebcam Worksを開きます。起動時に独自のカメラ設定を書き込むアプリがあります。
- 「日中」や「夜」のように、部屋や時間帯ごとにプリセットを1つずつ作ります。プリセットには、ほかのコントロールと一緒にHDRも保存されます。
- 視野角はプリセットに含まれません。Webcam Worksはカメラごとに最後に選んだ視野角を記憶し、カメラに接続するたびに設定し直します。
- 「スケジュール」を使えば、特定のアプリが前面にある間や、指定した時間帯にプリセットを適用できます。
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